この曲を聴け!
Good to Be Bad / WHITESNAKE
ポッキン ★★ (2008-11-13 01:32:00)
確かにギタリストとしての才能という面ではレブの方がはるかに上。
なぜダグ程度のギタリストがカヴァーデールやディオから取り合いになるほど引っ張りだこになるのか理解できん!!
子犬のようにかわいいフェロモンがでてるんか?!!
俺も実はライオンやB.M.Rは当時結構注目されていたこともあって割と聞き込んでいた口だ。
で、当時は本人の若さもあって今よりもっといい意味ではじけたプレイをしていたように思う。
しかし曲に関しては、当時からサイクス・ホワスネ大好き光線出しまくりで、もろサーペンス丸出しの曲を連発していた。
それでも作曲に才能があれば問題なかったんだが、そこが『やや難あり』だったために
常に半勃ちガマン汁状態のような煮え切らない曲がほとんどで、
サーペンスのようなフル勃起エクスタシーの曲とは程遠い状態であった。
そこで今回のアルバムだが、おそらくカヴァーデールからのインプットが大分あったんだろうが
曲に関してはダグの能力をはるかに上回る出来だ。
(それでもバーニー・マースデン、サイクスには遠く及ばないが・・・)
問題はギタープレイだ。
大好きなサイクスを大いに意識したプレイだが、今度はこっちが半勃ちガマン汁状態だ!!
ぶっちゃけ優等生過ぎる。
スマート且つ流暢ではあるのだが、ロック的なスリルやワイルドさが欠落しているのだ。
これはライブ版でのダグのCrying in the Rainのソロを聞いたときにも思ったことだが、
サイクスのソロをほぼ完全コピーしているにもかかわらず、そつなく弾きすぎているため
原曲にあった圧倒的なロックならではの攻撃性や高揚感が損なわれていた。
もうそろそろダグはいいんじゃないの?
それよりも大々的にオーディションして若いニューギターヒーローを発掘してほしい。
それでかつての『ディオとヴィヴィアン』『オジーとランディ・ジェイク・ザック』『グラハムとイングヴェイ』のように
カリスマヴォーカルと若きギターヒーローという構成のホワスネが見たい。
サイクスと初めて組んだときみたいに。
→同意