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Good to Be Bad / WHITESNAKE

ベガーズ ★★ (2008-11-16 20:11:00)
WSのアルバムとしては期待に相応しい出来に仕上がったと思う。
しかし期待以上の「感動」がなかったのは、やはり予想を裏切るチャレンジャー魂が感じられないからなのだろうか。そんな事誰も定年間際のカヴァさんに求めていないのかもしれないが、今回は期待せざるを得ない若いパワー溢れるラインアップだった。
「おまえら、好きにしてもいいけどこの一線は越えるなよ」とカヴァさんがメンバーに言ってる姿が目に浮かぶ。
しかし、これはこれでいいというのが自分の結論だ。先日の来日公演を観たが、ハッキリ言って今ここにジョン・サイクスが加入してもマジックが生まれる気がしない。もう「その時」はとっくに過ぎてしまった気がした。
カヴァさんにとって華やかなスター性はもういらない。自分の思い描く年齢相応なHRが出来ればそれで幸せな気がする。
前作で大人しいWSに辟易した方は、だまされたと思って本作を聴いてみてほしい。ガッツポーズまではいかなくてもニヤッとする瞬間があるかもしれない。
ダグは確かにオリジナリティーに欠けるかもしれないけど、Liveでの彼は「華」以外の何者でもありません。今では貴重なギターヒーローの1人。頑張ってほしい!