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New Era / REVOLUTION RENAISSANCE
無の英雄 ★★ (2008-08-14 00:28:00)
5150さんのいうよーにこれはストラトヴァリウスで出すべきものだと感じた。
アルバムの曲の出来は全盛期の勢いや練りこみには敵わないかもしれないが、十分
魅力的なものだと思う。
ただし、個人的にキーボードがないのと、ボーカルが違うことによってここまで印象
が変わるとは正直思わなかった。
批判覚悟で発言させてもらいますが、ティモ・トルキの楽曲に一番マッチしているのは
小ティモなんだと思う。というのもこれだけこの作品で上の上レベルの人達が歌っていて感じたのが、「面白み」が足りないということなのです。ヴォーカルが上手いと楽曲
が完全に活かしきれていない気がします。
おそらく小ティモのVo、トルキのG及び楽曲イェンスのkeyが絶妙に交じり合って
化学反応起こしていたのがストラトヴァリウスという存在なんだと思う。
それを一番感じたのが6と11の比較である。個人的にはトビアスのほうがレベルは高いと思うのだが、楽曲としてかっこいいと感じたのは11です。
自分はストラトヴァリウスの熱狂的なファンではないが、大好きなバンドである。
エドガイも大好きだし、キスクは自分をHMの世界に引きずり込んだ張本人である。
そんな自分にとってもこのアルバムで一番のお気に入りは11です。
何故だかしっくり来る・・・こう表現するのが一番かもしれないと感じました。
やはり彼から北欧臭を感じるからかもしれない。なんとも不思議な感覚です。
とアルバムの評価から外れてしまいましたが、まだ手探り感はあるものの良質なメロディックパワーメタルアルバムです。綺麗にまとまりすぎてる感もありますが、トルキの
あたらしい門出と考えれば、これからの期待がかなり持てるアルバムです。
それプラスでやはりキスクの圧倒的なレベルのヴォーカルには感動です。
この人のVoはホントに説得力がある・・・完全に孤高の存在ですね。
ストラトヴァリウスではなく新しいトルキのバンドとしてこれからも見守っていきたい
と感じました。
メンバーも固まったということなので、これ方どういう化学反応起こしてくれるか楽しみです。

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