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Sons of Thunder / DRIVER
銘菓ひよこ ★★ (2008-11-11 01:10:00)
前作であるMARSと関連が有るのか無いのか分からんが、とりあえずROB ROCKがVoを務めているのでこれでいいのだろう。今作では近年のROB ROCKのソロ作でコンビを組んでいる必殺メタル仕事人ROY Zの全面バックアップによる作品となっている。となると、ROB ROCKのソロ作との差別化が気になる所だが、まぁ、ほとんど差が無いっていうか、全く同じですな(笑)。ソロ作でも聴かれた硬質なヘヴィメタリックな曲がズラリと並び、これぞ王道ヘヴィメタル、ってな風格さえ漂う。曲のクォリティも総じて高いが、Warrior、これ録音すんの何回目だよ、って感じなんですが(笑)、他にもBruce Dickinsonのソロ作に入ってたChange of Heartなんかも演ってますね。ROYZが持てるアイデアを全て出し尽くした結果なんでしょうけど。こういったピュアメタルを演るバンドがほとんど居ないご時世なので、作品に対する満足度はかなり高い。が、日本盤のボーナストラックだけはいただけない。確かにデモだとは明記してあるが、こんな質の低い音源を収録したばっかりに、せっかくの本編の充実ぶりが台無しになってしまっている。レコード会社の担当氏には猛省を促したい気分だ。なんでもかんでも曲数が多ければ喜ぶだろ、なんてのは大きな勘違いだよ。それを差し引けばなかなかの充実盤。これから買う人は日本盤のボーナストラックは無視して輸入盤を買うことをオススメする。

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