この曲を聴け! 

In the Shadow of a Thousand Suns / ABIGAIL WILLIAMS
Usher-to-the-ETHER ★★★ (2008-11-19 23:29:00)
2008年発表の1st。

ex-EMPERORのTrymが5曲でドラムを担当、Metal Hammer誌に
インタビューが掲載、某所のタワレコでプッシュされるなど
各地でも結構話題になってる作品ですが…。
これ、ほんと凄いですね。話題になるのも良く分かるわ…。

タイプとしてはDIMMU BORGIRやSOTHIS同様の大仰な
シンフォニック・ブラックで、どっちかと言えばギターの
メロディックさはSOTHISに近い音像かな…と思うんですが、
これらのバンドと比べても最も音が派出だと思います。
展開の9割以上を派手なパートが占めているような作風で、
テンポ落として「引き」のパートっぽく聴こえても、キーが
メロウなフレーズを弾いてたりギターソロによる泣きメロが
入ってたりで、どの部分にも何かしら派出な要素が入ってる感じ。

サビ的な部分を引き立たせるために、敢えて繋ぎ的な地味な
パートを設けるようなまどろっこしいことをせず、ひたすら
聴かせどころを連発していく展開は、大仰なものを求めて
買ったのに、凄すぎて思わず失笑が漏れそうになってしまうほど(笑)。

ヴォーカルののどち○こが引きちぎれそうな絶叫も「派出」だし、
硬質でクリアでメタリック、かつキーの音量が大きめな音質も
曲の派手さを際立てているし、世界観の演出は一貫していて
ブレがありません。
ちなみにインタビューの載ったMetal Hammer誌の表紙は
CRADLE OF FILTHでしたが、リスナーに与えるインパクトの
大きさではCOFの新譜よりも全然上だと思います。

…これはシンフォニック・ブラックの代表盤の一枚がまた
産まれたと言っても良いのではないでしょうか。
特にクサメタラーが大仰な荘厳さを求めてこっちに入ろうとする場合、
COFとかDIMMUとかの基本をすっ飛ばしてこれ聴いた方がいいとすら思う。
ちなみに私はタワレコの試聴で良かったからレジに持っていったんですが、
日本盤も出てない、しかもフルとしては初のこの作品に目を付けた
店員はほんと慧眼だと思います。

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