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Into the Labyrinth / SAXON
タコすけ ★★ (2009-02-13 23:12:00)
SAXONはダグ・スカーラット加入後の"UNLEASH THE BEAST"から復活の狼煙をあげたと思うのだが、特に"KILLING GROUND"以降の作品の充実ぶりは本当に素晴らしいものがある。ブリティッシュヘヴィメタルの雄というべき王道を行く作品が続く。
そんな彼らの新譜なので駄作であるはずも無く、今回も期待を裏切らない内容となっている。前作"THE INNER SANCTUM"があまりに素晴らしかったので、"INTO THE LABYRINTH"を1回聴いた段階では「今回もいいけど前作の方が良かったかな」とも思ってしまったけど2回、3回聴くごとに良さが解ってくる作品となっている。(KILLING GROUNDもそうでした)
全体の楽曲のイメージとしては、力強さもあるけど渋さもある大人のSAXON(もう彼らは十分大人ですが・・)といった感がある。Battalions Of Steel からValley Of The Kings の前半は疾走系有り、壮大なスケールの曲有りのアルバム一番の聴き所で前作・前々作にひけを取らない内容。Slow Lane Blues、Crime Of Passion あたりは少しダレるけど後半もバラード有り、ヘヴィナンバー有りの佳曲揃いで十分期待通りと言えるアルバムでした。
又、このアルバムでのダグ&ポールのギターは素晴らしい!この二人は改めて最高のリフメイカーだと確信した!
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