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SKID ROW
ヤング・ラジオ ★★ (2003-12-13 22:51:00)
僕はメンバーチェンジを否定しているわけではない。例えば、もし自分がそのバンドに居たとする。限られた人数しかいないバンドの中で人間関係が崩壊した場合、自分はきっと耐えられず新しい道を選択するであろう。バンド活動の時だけ割り切るというプロ的な考え方もあるが、僕はきっと絶えられない気がする.....。だから、それだけ考えてもメンバーチェンジがあって当然なのである。
スキッド・ロウの場合、確かに権利関係の上でもバズ抜きのスキッド・ロウはありえる。しかし、それなら何故今更なのであろう...?バズを戻す為に時間が掛かったというなら、理解できる...。お互いの感情が収まるのには、時間がかかるためである。しかし.....。3rdから、新作までの空白の歴史を振り返って欲しい......。出来上がった新作のどこに、彼ららしさがあったであろう?言い方は悪いが、僕には過去の自分達の物真似にしか聞こえなかった。悪い意味での計算が、そこに見え隠れする。もし同じ楽曲でもバズが歌っていたら、全く迫力の違う新作になったという自信が僕にはある。バズの方がよっぽど、音楽に対して純粋である。今回の新作には、バズがいないと絶対にダメなのである。絶対に、である。僕は熱烈なバズのファンではない。僕はあくまでも、スキッド・ロウというバンドのファンである。前にも言ったが、この程度の出来なら発売してもらいたくなかった。

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