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SONATA ARCTICA
無の英雄 ★★ (2004-08-23 06:07:00)
何か久々に来たらとんでもない事になってますね、この欄。
ソナタの4thのことでも書かれてるのかなと思ったら、何か音楽論のような形になってますね。
まず、確かにこの様な議論はらくがき帳でやるべきなんでしょうが私も一言いわせてもらいます。
流行という言葉が使われていますが、これは難しいですね。というのもこの欄そのものを基本的に無視してしまうかもしれませんが、HMそのものはイギリスのハードロックからスタートし、NWOBHMのムーブメントによって一気に火がついた感じですよね。人によってはこれも流行という人もいるでしょう。それに今の日本の音楽業界の基礎を築いた1980年代(マスコミの力を借り音楽業界とテレビ業界などがお互いに利益を得る手法が確立された辺りですね)にはLAメタルブームがありました。これも流行ですし、むしろこのおかげでHMが日の目を見た部分もあると思います。そもそもなんらかの連絡、通達手段が無いと情報は何も入ってきません。だから流行というものそのものを批判する事はできません。
次にある一定の方々に音楽性を感じられないことについてですが、これはかなり当たっていると思う部分もあります。正直二番煎じが通用するのが日本やアメリカですから。売れると思ったら次々に同じ系統の方々が出てきますからね。正直実力に関係なくでてきてる人たちもいますからね。そういった意味で邦楽の雰囲気を排除したいのは良くわかります。ただこの雰囲気はLAメタルブームにもあったので、何ともいえませんが。まあ、HMがオリコントップにくる時代になったら、他の音楽を好きな人が違った理由でHMを批判するでしょうが、それはしょうがないですね。それだけ自分が聞いているものに愛着があるというわけですから。ですから、余程HMが好きなんだろうなと思わせてくれます。しかし、まずこの重金属男爵さんは「邦楽」と言ってしまったのが、まずかったかなと思います。「今日本のヒットチャートをにぎわせている、誰かがやった事をそのまんま繰り返してる人たちや安易なコピーをしている人たち」と言われた方が良かったかなと思います。後ここで発言する以上、一言一言が自分の意見だと思われてもしょうがないですね。何しろ「語れ」ですから。それに、このHPで発言するからには基本的にはただの批判は禁止ですから、「メタリカ発言」は如何なものかと自分も思います。
最後に捨て曲や名曲は基本的には個人の基準なので、自分が大していい曲じゃ無いと思っても、その方にとって思い入れのあるものなら評価は全く変わりますよね。それに、ソナタで初めてHMの世界にはまって思い入れの深い人もいるでしょう。そういう人は衝撃を受けたバンドがその人自身の中で、神的な存在になっても不思議じゃありません。HMにはそういった魔力があると思います。根底から覆すかもしれませんが、HMが今の地位にある限り今の音楽業界の様な事態にはあまりならないと思います。やはり情報収集が難しいですから。はっきり言わせて頂くと、重金属男爵さんのソナタ観と他の人のソナタ観が違うだけのところもあると思いますよ。この発言は読み方によって、「自分はHMを良く知っているが、今増えているHM初心者があたかも知っているそぶりをしている」と取られてもしょうがないですよ。それに、他の人が一般論、自分だけHM界から見た視線と言う風に取られて、尚且つ、自分の意見は本音他の人は上辺だけで発言してると思われてもしょうがないですね。基本的に自分の意見の主張が目立ちますから。後「品位」の話ですが、批判が多く賛同や敬意を示す発言がないと誰でもそうみると思いますよ。例えば、重金属男爵さんの言う邦楽も好きでHMも好きな人がいた場合フォローが無いですし、「メタリカ発言」でもHMが好きだとおっしゃった後に、こういう事を言ったのですから一歩間違えれば、「メタリカ」はダメだといってると思われてもしょうがないですし。あなたも、HMバンドについてここで語る以上、他のバンドについて語ったらそのバンドを好きな人から何か言われても受け止める覚悟が無いといけないと思いますし、賛否両論あってあたり前と思うのがマナーだと思います。あなたの言う通り音楽を聞くときに個人個人の感性が大事なのはもっともだと思いますし、そこは大賛成です。後話は変わりますがここに来る人はその人なりのHM観、バンド観をもっているので、逆に自分とは全く違う視点で見ていると思われたほうが、人の意見も楽しく読めると思いますよ。なにしろ、逆説的に自分が何だこいつと思われる事もあるのですから。長くなりすぎてしまったのでこれで失礼します。

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