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TOTO

Rockomotion ★★ (2006-05-09 02:26:00)
Live行きました! 観客は、オヤヂたちが目立ってました(人のことは言えん)。
キンちゃんの声が伸びないこと……脱水を避けるためにすぐ水を飲み(Live in AmsterdamのDVDでも窺えます)、歌のパートじゃなくなったらすぐ舞台袖に消えるのは酸素を吸っているのでしょうか。とにかく歳がゆえにキンちゃんの出番が限られるのは仕方ないかなあと思います。
それにしても、キンちゃんによるPamela、そしてアコースティック編成でサポートメンバーであるトニー・スピナーによるStop Loving Youはサプライズでした。トニーのコーラスは上手いんじゃないかという推測はこれまで出てましたが、さすがにジョセフの歌声にはまったくおよばない、ちょっと上手い素人レベルでした。それでも名曲を出してくること、トニーの歌声を聞かせてくれたことからすると、よかったのではないかと思います。
何と言っても、デイヴィッド・ペイチが参加していないことによる(公演パンフによれば家族の病気のためだとか)、TOTOテイストの薄さです。グレッグが頑張っていたことは認めます。しかし、クラシックとジャズの印象が強いキーボードプレイ、黒人らしいソウル風味の入ったAfricaは、やっぱり違和感を覚えます。仕方ないとは言え。
Hydraのメロディでサイモンのドラムソロが炸裂する、Hold the LineやI Won't Hold You Backなどで会場がコーラスする、アンコールにHome of the Braveが選ばれる、再アンコールがAfricaで締められ、しかもメンバーが一人ずつ抜けていくというエンディングなど、見所は十分でした。Falling in Betweenを聞き込んでいないとツラい内容でしたが。