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BLANKEY JET CITY
シェパード ★★ (2005-12-08 12:00:00)
ベンジーの作詞能力の凄さを例えるならば、他のアーティストが逆立ちしても考え付かないような表現を1曲の中にいくつも入れてしまうところ。
しかも一見意味不明な詞でも、全体を見ると深い意味があったりする。
意味不明な詞のイカれ具合も群を抜いているし、それだけで尊敬に値するほどすごい。
例えばこの詞。
「月へ行く予定だったロケットが湖のほとりに突き刺さった
そこに住んでたペリカンの親子は即死だったらしい」
だいたいロケットとペリカンを結びつけてしまう発想からすごいのだがそれは置いといて。
我々凡人からすれば「月へ行く予定」というのもすごいし、「ほとり」という単語すら出てくるのもすごいし、「突き刺さった」「住んでた」「即死」という表現も常人にはなかなか出てこないと思う。
また、「親子」というのがこの詞のミソなんだろうね。
この短い文章は、完璧に言葉選びされてる。
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