この曲を聴け! 

J
またオレのなかでロックが復活している ★★ (2003-08-16 23:25:00)
まずこんなサイトに出会えた事に感謝。
んで、Jについて。
中坊の時に「ROSIER」からルナシーファンとなった自分としてはまずこの人の存在を知ってから「ベースの音」という概念を認識した感がする。XJapanはどうしてもHIDEとPATAとYOSHIKIの自己主張が激しかったためにどうしてもベースまでは耳が行かなかったから。でもJのベースはデビューの時から自己主張しまくってた。それとこの人をライブで見てから「ミュージシャンは楽器壊さねえとCOOLじゃねえよ」という思い込みを持ってしまった気憶がある。そして何より洋楽全てに対する愛、バンド、そしてSLAVEという黒服ファンに対する真摯な姿勢、ルナシーのHIT曲の半分以上を書いた天性のポップセンス(もしかしたらそのセンスはHIDE以上じゃないかと自分では思いこんでいる)。上に書いたJの特徴は他のビジュアル系には絶対ない要素だし、それはSUGIZOや河村隆一の自意識過剰さが自分としては鼻についてきたバンド後期になっても変わらなかった。それでいてバンド小僧のヤンチャさも解散するまで失っていなかった。本当に「音楽が好きな人」なんだなと今でも思っている。それは日本の音楽シーンに対してドキドキするようなスリリングさを持ったバンドに出会えなくなった為すっかり絶望感を持ってる今でも。
で、今のソロ活動だけど、、、曲は良い。ライブも色あせてない。だけど日本の音楽シーンにおいて何でもっとメジャー視されないのかというのがどこか歯がゆい感じがする。本人には純粋性を追求するあまりに、洋楽コンプレックスから抜け出せてない所もあるんじゃないかと下種な勘繰り方をしてしまう程だ。先ほども述べたが自分はJのセンスは凄いと思っているので、もっと一般のリスナーにもそれが知れわたって欲しいと切に願っている。別にマーケティングを意識した創作はやって欲しくないし、Jらしくもないと思ってはいるけど。
→同意