この曲を聴け! 

黒夢
いちごだいふく ★★ (2006-01-07 20:54:00)
なんだかんだでいまだに聞いちゃうんだよなぁ、黒夢。
なんでだろう。 何があるんだろう。
テクニックは海外のバンドには全然かなわないし、メロディだって単調なものや俗に言う「売れ線」なものが多い気もする。
ボーカルだって超絶ハイトーンが響いてるわけでもない。
ジャンルわけも出来ない。 ごちゃ混ぜ。
でもその混沌としたごちゃ混ぜ感の中に、別段うまくはないが十分個性的な二人が、若さと勢いだけで突っ走って出来上がった数々の楽曲。

そこにあるのは、奇跡的な「バランス」。

黒夢の曲をカバー出来る人ってきっと現れないと思う。
彼らがあの時代の中で繰り出してきた楽曲はどれも奇跡的なバランスで「黒夢」を構築していた。
その危うさ、危うさ故の美しさ、「完璧じゃないという完璧」が、いまだに僕が魅かれる理由なんじゃないかと思う。
当時中学生、僕が黒夢を知ったときにはすでにSADSも解散していて、ちょうど清春が「EMILY」を売り出すところだった。
それでも、僕は「思春期」と呼ばれる時期に黒夢の楽曲に出会えて、本当によかった。

僕は音楽をやっている人間ではないけれど、
僕という人間の核には、確かに黒夢がある。
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