この曲を聴け! 

FREDDIE MERCURY
ベヒシュタイン ★★ (2006-06-20 11:43:00)
私がここに書き込んだ一番の理由。
「最新10発言表示」となっているこのコーナーの現時点でのトップをさっさと見えなくしてしまうため。
少々批判的意見になってしまったでしょうか・・・
かつてロジャーテイラーがインタビューにて「誰もフレディのことをわかってないんだよ」と言っていましたが、何気ないその一言はとても意味があるものだと思っています。人を理解するとか相手を尊重しあうとはとても難しいことだから。
自分と同じ尺度でなければどうして相容れないという考えが持ち上がりそれが紛争をも引き起こすという・・全てはそこからのような気がしています。
日常の何気ない友人同士の言い争いなどといった次元ではなく人の人格に関してのことです。
人は決して皆同じではありません。同じならば気味が悪いです。
人のセクシャリティーもそれぞれでしょ。その人がどのように感じるかなどそれぞれです。そして異性愛が普通などというふとときな考えは私にはありえません。同性愛者にしてみればそれが普通のことなのでしょうから。それをカンタンに批判する権利が誰にあるのでしょう?
まして素晴らしい才能をそれゆえに認めないとか、才能は認めるがその人は認められないとか・・・自分と思考や意向が違うだけのこと。
私はフレディがゲイだということを公にカムアウトしたようなしないような状態で通してきたこと、これこそが彼の素晴らしいところだと思っています。本来はわざわざ公に言う必要もないことなのですから。
確かに比率的には特別な存在になってしまうのでしょうが、受け手の理解、解釈の仕方でその人をまるごと受け入れ、人として付き合えれば問題ないわけです。
但し彼のような大スターという立場で公に対してどうするかということでフレディ自身は自分以外の自分に関係する人たちのことを考えたうえでとても悩んでいたのでしょうね。
したがって容姿、行動など自分らしくしていたもののカムアウトは出来なかったということもあるのでしょう。
この曲を聴けのコーナーでありながら一見関係ないことをつらつらと書きましたが、音楽はその人の一部から生み出されるものであるわけでフレディの作る音楽は彼のセクシャリティーを抜きには語れない気がします。
どうしてこんなに優しいメロディーがとか、なぜこんなに哀しいメロディーがとか、なぜこんなに苦悩な歌詞をとか、こんなに渇望した歌詞なのか・・なぜこんなに意味深い・・・などなど。
全て彼自身からの産物です。「作品はよくてもその人の思考はちょっと・・」などと言っても作品自体がその人そのものなのだと思います。
人はもう少し他人に対して寛容になるべきではないでしょうか。
最後に、
Freddie 貴方のことはとても一言では書き表すことは出来ませんが、永遠に残る素晴らしい曲と語り継がれる伝記があるということは間違いありません。
貴方を語り継ぐにあたり、いろいろな課題があると思ってます。
ありがとう。
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