この曲を聴け! 

OLIVIA NEWTON JOHN
HIGASHI ★★ (2003-03-21 14:32:00)
《オリビアを聴きながら》
小学生の頃、洋画に興味を持ち始め「スクリーン」という雑誌を毎月買っていた。その頃の僕のアイドルは「小さな恋のメロディ」のトレイシーハイドだった。ただ彼女は本当に一発屋でその作品以外ではなかなかお目見えできない存在だった。
そしてその頃日本で大人気だった女性、それがOlivia Newton John"だった。自然な成り行きで彼女の大ファンとなっていたが、さすがに小学校にはなかなかファンはいない訳で、まわりはみんなキャンディーズやピンクレディ、山口百恵のファンで僕は「金髪狂い」とよくバカにされていた。
「なんで外人がいいの?」
これが一番よく言われた言葉だった。
しかし、中学生になると徐々に洋楽を聴く友達が増えたが、どちらかというとノーランズ、アラベスク、トリックスあたりから入ってくる人が多く、お前は古い、ともやはり言われた。
80年に入るとMTVの影響もあり、派手なポップスが持てはやされ始め、次第に彼女の人気も落ちていった。この頃彼女は環境保護活動を盛んに行っており、日本の漁法は哺乳動物に悪影響がある、と主張し来日を拒み続けていたのも人気が落ちる遠因になったのかも知れない。
シンディーローパー、マドンナ、マライヤキャリー、セリーヌディオンとその後女性ポップスターは時代を賑わせ続けてきたが、ここ日本において一番愛された女性ポップシンガーはおそらく彼女ではなかったかと思う。それは今でも彼女の曲はCMやドラマの挿入歌に使われている機会が圧倒的にその他の女性ポップシンガーよりも多いからだ。
そんな彼女は25年ぶりに来日を果たす。彼女の中の蟠りは消えたのかどうかはわからないが、長年にわたり彼女のファンであった人達は大歓迎だろうし、新しく彼女の魅力に取り憑かれるファンも出てくるだろう・・・
オリビアを聴きながら・・・・
どんどん心が癒されていく、そして思う、この人を好きになれて良かった、と・・・

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