この曲を聴け!
GEEZER( G//Z/R)
ハードロック ★★ (2003-11-23 19:46:00)
ギーザーのアルバムでは
彼がリフの骨格をつくり、
ギターのペドロが完成させるというパターンが目立ちます。
トニー・アイオミとペドロのタイプが違うためか
アルバムの曲はサバスのものとは全く違う音に聴こえます。
しかし、彼がオジーのツアーに参加したとき
「WAR PIGSもCHILDREN OF THE GRAVEもPARANOIDも
曲の大部分はギーザーが書いたんだ」
とオジーが言っていたように、彼は作曲面でのサバスのリーダーだった筈。
当然、トニー・アイオミともオジーとも違う元祖サバスの音を・・・
古くからのサバスファンはそう期待したことでしょう。
私もそういった一人でした。
しかしこの曲づくりは・・・
これが本当にギーザーが一番やりたかった音楽なのか・・・
ギーザーのやりたかった音楽は'MASTER OF INSANITY'のような世界だと思っていただけに
この2枚だけでは、どうもよくわからないというのが正直な感想です。
'FALLING OFF THE EDGE OF THE WORLD'のような、
うなりをあげるベースラインをもう一度聴きたいですね。