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HEARSE
Usher-to-the-ETHER ★★ (2003-11-05 14:24:00)
HEARSEというかヨハン・リーバについて語ります!!
私は最近になって「メタル」という言葉を知ったくらいのメタル初心者なんですが、取り合えずデス声や絶叫をフューチャーした音楽はArch Enemyを筆頭にCHILDREN OF BODOM、CRADLE OF FILTH、DARK FUNERAL、EMREROR、IN FLAMES、MARILYN MANSON、SLIPKNOT(一聴しただけのバンドもありますが)を聴いてみました。この中では凄まじく音域の広いCRADLE OF FILTH、絶叫とメロディという二律背反の要素を取り入れたMARILYN MANSON、叫びに激怒を感じるSLIPKNOTなどは流石に凄い人たちだと思いましたが、他のボーカリスト達にヨハン・リーバが劣っているとはどうしても思えません(好みの問題もあるでしょうけど)。嘘だと思うなら、とりあえず「Pilgrim」のサビ部分の堂々たる絶唱、「The immortal」の絶望感溢れるデス声を聴いて欲しいです。
さて、どうしてヨハンが酷評されるか、自分なりに考えてみましたが、それはArch Enemyの音楽性はボーカルがメインではなく、美しいツインリードを主とした物だったからではないでしょうか。タメの効いた堂々としたボーカルはイヤでも目立ってしまい、ツインリードのメロディを堪能したい人が不服に思ってしまうのも分かる気がします。多分これが主たる理由ではないでしょうか。ボーカルだけ抜き出してみた場合、かなり実力のあるボーカリストだと思うので…
その点を考慮してか、次にヨハンが参加したアルバムの「DEUS DECEPTOR(NONEXIST)」では、ヨハンのボーカルはかなり音量が絞られてしまい、ちょっと寂しい感じがしました。
さて、HEARSEですが、「DOMINION REPTILIAN」を聴いた限りではボーカルの音量は申し分ないですね。ただ低音メインの歌唱になっていて、「Angelclaw」で見せたような惨い高音をあまり聴けないのがちょっと残念ですね。2ndではそのへんも期待したいところです。

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