この曲を聴け!
ムック
Usher-to-the-ETHER ★★ (2006-11-29 23:42:00)
最近のシングルを聴き返してみました。
「謡声」は、へヴィではないけどアンサンブルはそれなりに聴き応えがあるし、
「ホリゾント」も音作りに拘っているのが伝わってくるし、確かに濃さは確実に
減退しているけど、手を抜いているわけではないというのは分かります。
ただ、それだけに湧き上がる疑念を、どうしても振り払えません。
売り方への批判は何度か書いてきましたが、どうしてももう1つ言いたいので…
例えば、ホリゾントをDVD付きとボーナス付きを両方買ったとしたら、DVD付きの
方のCDはボーナス付きよりも曲数が少ないだけで入っているのは同じ曲ですし、
買った人のCDラックの中でホコリ集めになってしまう可能性が高いですよね。
ムックは感情を込めた曲作りが特徴ですが、そんな感情を込めて作った曲の入ったCDが、
それも複数枚買ってくれるようなファンに、そういう扱いされて平気なんでしょうか。
複数枚購入への特典から考えても、どう見ても「選ぶ楽しみをリスナーに与える」
よりも「同じ曲が入ったCDを買わせて売り上げを伸ばす」ことを優先してるようですし…。
もしかすると、そういう葛藤は本人たちの中にもあって、その苦悩から「商業~」
みたいな曲が生まれてくるとか…笑えない冗談ですね。
私はそれこそ人殺しの作ったCDでも音楽が良ければ全然構わないですし、
アーティストに人格的な部分まで求めるのはお門違いかとも思います。
…でも、ムックの場合、音楽の特性上どうしても気になってしまうんですよね。
どうか新しいアルバムが、こういうもやもやを吹き飛ばす傑作でありますように…。
っていうか文句ばっかり書き込んでてすみません。
→同意