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RENAISSANCE
ギターの国から2002.遺言 ★★ (2004-07-28 13:45:00)
70年代に一世を風靡したフォーク、トラッド、クラシックを基調にしたブリディッシュ・バンドです。
現在のクラシカルでちょっと民族臭いメタルが好きな方はツボにはまると思います。
このバンドの特徴はクリスタル・ヴォイスと形容されたアニーの天使のような歌声と、楽曲アンサンブルの妙です。そのドラマティックで複雑な構成の楽曲を聴いていると、「おっ、そう来るか!」「ここでこの音を使うか!」と思うことが多く、一筋縄では行かない「練り」を感じることができます。
一般的に最高傑作は1973年発表の『Ashes Are Burning(邦題・燃ゆる灰)』ですが、正直僕もこの作品が一番好きです。おそらく僕の唯一の無人島に持っていくだろうアルバムです。家が火事になったらたぶんこのアルバムを真っ先に探すでしょう。このアルバムにはもう霊的なものさえ感じてしまいます。だから普段他のアルバムのように気楽に聞く事が出来ません。このジャケットを見る度になんだかそこに仏様が宿っているような気がしてしまいます。
語れば語るほど長くなるのでこの辺で。
とにかく僕にとってこのバンドは掛け替えのない宝物です。
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