この曲を聴け!
GACKT
某 ★★ (2007-01-13 10:23:00)
最近"MOON""Crescent""Diabolos"の三枚を聴いてみた。アルバムを聞く以前のGacktの個人的なイメージは、独特の世界観と広い声域をもっているにも関わらず歌う曲がどうも琴線に触れないアーティスト、というイメージだった。
アルバムを一通り聴いて彼の音楽性に対して持った感想といえば、やはり普段メタルばかり聴いているメタル脳としてみれば趣向の合わない曲がいくらかあるにしても、ノリのよい曲、怪しげな曲、切ない曲等バリエーションもあり、普段あまり接点のないJ-Popの世界において、じっくり聴いていきたいと思えるアーティストだと思った。確かに曲の盛り上げ方に型があるかといわれるとなるほどそうかもしれないと思える点もないことはないが、あまり気にならなかった。むしろこのドラマチックな曲の展開にこそ、彼の味があると思うんだけど…もっとも、J-Popというジャンルにおいてバックの演奏陣がそこまで重視されるべきなのかと言われると少し疑問符が浮かぶ。むしろ気になったのは歌詞の方向性が似てるような気がするなぁと思ったことぐらい。
音楽は自分自身が楽しいと思えるかどうかで付き合っていくか否か決めればいいと思う。しかしながらPopsはメタルとはまったく違う音楽ジャンル。普段聞かないジャンルの音楽に対して意見を発するときはその音楽にじっくり耳を傾け、深い懐で向かい合いたいと、一人の音楽リスナーとして思うばかりであります。。。
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