この曲を聴け!
Pamela / The Seventh One / TOTO
Kere ★★★ (2006-11-03 04:03:36)
いかにもTOTOらしい曲ですね。
ハーフタイムシャッフル、各楽器が複雑に絡み合うアンサンブルの妙、色んなジャンルのごった煮感(この曲はJazzとBlack MusicとRockか)、16分ウラにアクセントをつけるエレピ……。
「ストレートなポップ」と書いている人がいますが、実はとても複雑でひねくれている曲なのに、そう聴かせてしまうのが彼らの凄さです。
変幻自在なバッキングテクニックを持つルークの神技バッキング、18番ハーフタイムシャッフルのジェフのタイコ(シンバルが無茶苦茶いい音で鳴ってるなあ)、「弾かない音」とスラッピングのコントラストが印象的なマイクのベース、ペイチ氏は父親譲りのアレンジ能力とジャジーなピアノで大活躍です(あと職人Tom Scottのホーンアレンジ!)。
特にエンディングの各楽器の掛け合いが最高です。欲を言えばもうちょっと長く聴かせてほしかった。ライブでは結構長くやってくれて大満足でしたが。
日本のSing Like Talkingに、この曲をオマージュした「My Desire」という曲があります。ジェフへのトリビュート曲なので、ドラムパターンやオカズがジェフっぽくて思わずニヤリ。ライブDVDのこの曲のエンディングでは、ロザーナをネタにソロ回ししてます。話ソレ多謝!