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Dangerous Attraction / LION
鉄鉢 ★★ (2006-11-25 22:28:00)
87年に発表されたWHITESNAKEの「WHITESNAKE(SERPENS ALBUS)」と、このLIONのデビュー・アルバム。
同じブリティッシュHRスタイルを基調とする音楽性なのに、結果的に前者が大ブレイクして後者が「泣かず飛ばず」に終わってしまったのは、未だに何だか不思議な気がします。
(まぁ知名度が天と地ほど違いますし、比較するコト自体酷だとは思うのですが)
カル・スワン(Vo)、ダグ・アルドリッジ(G)、マーク・エドワーズ(Dr)という(今考えると)錚々たる面子の集まりだったのに、(彼らの実力はともかく)内容のイマイチ「華やかさ」に欠ける雰囲気が災いしたのでしょうか。
でもカルの熱唱(それこそデイヴィッド・カヴァーディルに匹敵し得る迫力)もダグの情感溢れるプレイも、非の打ち所が無いほどに輝いています。
楽曲も決して地味じゃ~ありません。非常に高品質且つ粒揃い。特に「Never Surrender」のカッコ良さには心底痺れます。(それと個人的に「In The Name Of Love」のギター・ソロは鳥肌モノ)
忘れたくない隠れた名バンドです。
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