この曲を聴け! 

The Gates of Delirium / Relayer / YES
やまねこ ★★ (2002-06-04 14:54:48)
アルバムのオープニングチューン。
と言っても、23分に及ぶ長大な曲であります。
曲は、イントロ、主部、間奏部(戦闘)、終結部(詠唱Soon)
と大きく4部に分かれる。
Andersonの話では、曲のテーマに戦争と平和を表しているということである。
さて、曲の展開だが、ちょっと混沌とした難解なイントロは、
しばらくすると流麗になり、落ち着きのあるbassが顔を覗かせる。
もう1度繰り返した後にguiterの不協和音がそのテーマを
けたたましくかかげて、曲の主部へと移る。
曲の主部は、Andersonらしいメロディアスな旋律が展開され、
随所に民族音楽の影響をもつメロディが聴かれる。
そして、聴きどころの戦闘の部分では、
A.WhiteのdrumとP.MorazのSE、keyが攻撃的かつ野蛮な
曲想が展開される。
一転、Soonのパートに移るとAndersonのみずみずしい
詠唱になり、曲が静かに閉じていく。
YESの代表曲Close To The Edge同様に見事な展開ではないでしょうか。また、Andersonの理念と趣味、Morazのラテン的な発想が
見事に反映された曲で、この頃ならではの味わいだと思います。
個人的には、Close To The Edgeと並ぶ傑作として捉えています。
Relayerを異色作と捉えることなかれ。立派な傑作です!

→同意