この曲を聴け!
ANGRA
29 ★★ (2001-09-04 08:45:00)
ANGRAを最初に聴いた時の感動は今でも覚えてます。大学時のHM友達と「ANGELS CRY」を買って、友人宅のいいステレオで大音量で“Carry On"が流れてきた時の衝撃は極大で、二人でガッツポーズの連続でした。
VIPERでアンドレ・マトスが示したクラシックとHMの理想的な融合に感銘を覚えていただけに、ここまでその方法ロンを高いレベルで実現してくれたのがうれしい誤算でした。“嵐が丘"のカバーがこんなにハマるHMバンドは他にないでしょう。よく言われるアンドレの高音で裏返る唄い方も、個性の一つと考えれば気にならないし。
この1stのインパクトがあまりに強かったためか、その後「HOLYLAND」「FIREWORKS」とブラジルならではの民族性を強調したエキゾチックなHMを提示しましたが、1st程の支持は得られなかったようです。個人的には3rdは非常に質の高いHMアルバムの名盤だと思います。“Lisbon"なんか名曲ですよ。決してクラシックっぽさだけが特徴のバンドじゃなかったです。
残念ながら分裂してしまいましたが、それぞれに頑張って欲しいですね。
蛇足ですが、ギタリストが例えばイングウェイのフレーズ借用すると「パクリ」と言われるのに、クラシックから引用しても「パクリ」じゃなくて融合とかって言われるのはどうしてなんでしょうね?
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