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Fourth Dimension / STRATOVARIUS
さいたまの仙人 ★★ (2006-09-30 16:32:00)
バンドのアンセムである#1、人気曲#2、不思議な雰囲気の#3、イングヴェイみたいに祖国が嫌いなのかよく分からないが妙に寒々しい#4、構築美を感じるセルフタイトルトラックの#5、メランコリックでメロディアスな超名曲#6、と名曲続きなのですが、続く3曲は3rdアルバムで極まった叙情性が全く殺げた曲で、個人的に好みではない。
とはいえタイトル通り仄かなダークさと構築美溢れた#10、全てを締めくくる#11と言う超強力トラックのフォローで、まあ文句無い名盤となった。
そしてこの後、3rdまでは感じなかった#6で疾走形にはついていけない的実力が露見したDrトゥオモ・ラッシーラと、#10で見事に足を引っ張ったKeyのアンティ・イコーネンが解雇される。要するに、Gに集中できるようになったデブティモが疾走系への憧憬を強め、少々ノロノロなイコーネンと何故か#6では駄目駄目だったラッシーラの首をあの二人に挿げ替えてしまい、5thでは化け物のような速弾き合戦が繰り広げられるようになるわけですね。功罪相半ばって感じ(コレ殺されるかもな……)の小ティモ氏はライブパフォーマンスはこの当時はまだまだだった様ですね。ストラトファンならば必携の一枚。

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