この曲を聴け! 

Images and Words / DREAM THEATER
k.s.m.2 ★★ (2005-03-27 00:46:00)
上の沢山の書き込みではどうやらあまり触れられていないので。
アートワーク、歌詞まで含めて、生々しさを時に損ないかねないとしても"完璧に構成された美しさ"を目指し、そして成功した唯一のアルバムであるが故に特別視する、というのを絶賛の根拠に挙げてはいかがでしょうか?この意味で、YESやCAMELといったプログレ・バンドが創ってきた"創作芸術としての幻想"をメタルのフィールドで極めた作品だと思うのですが。(ついでに、HELLOWEENの『Keepers~Ⅱ』の絶賛の理由も同様だと考えています。)
テーマ設定や音色の実験性はそれはそれで新鮮ですし、先人への敬意作も結構ですが、これ無しにはあと一度の大化けは無いのではないかと。
私の好みを付け加えると、打ちのめされた気分の時には『Awake』、ハイになりたい時にはLTE『2』の方が余程合うので、単純に名作かどうかで評価するなら『I&W』は"ただの成功作"です。
以下は上の書き込みで気になったものについて。
ソウコム。:さん
「このような書き込みはどうかと」なんて、とんでもない。「ジャンルを超越した名盤」であるということは、逆に「それぞれのジャンルのファンからすると、どの視点でも亜流でしかない」ことでも有り得ますし、私見では音楽的に夢劇の今までの7作のうち、このサイトに一番馴染まないアルバムですし、貴重な御意見だと思います。
中曽根栄作さん:
「産業ロックの一つ」なるほど!言われてみるとそうですね。所持CDの6割をメタルが占める私には痛い言葉にも思えますが……。

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