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Out of the Cellar / RATT
鉄鉢 ★★ (2006-09-12 22:26:00)
80年代・アメリカのHM/HRシーンにおいて、(バブル的)黄金期を築いたLAメタル。
その短くも華やかに輝いていた一大ムーブメントの中核・代表的存在だったバンド、RATT。
この1st(フルレンス)アルバムは、(メジャー)デビュー作にして彼らの魅力が余すコトなく凝縮された歴史的名作と呼べる一枚です。
スティーブン・パーシーの妖しく生々しいヴォーカルと、ウォーレン&ロビンのテクニカルなツイン・ギターが織り成す、明るくキャッチーで個性溢れるHR。
正直特別速い曲は無いんですが、勢いの中にも緻密に計算されたサウンド・アレンジの妙が光っています。
これぞ正に世に言うトコロの・・・ 『 Ratt'n Roll 』 !!
今となっては「CDの音のみ」では(というか多分「映像」をともなわないと)、なかなか当時の雰囲気を感じるコトは難しいのでしょうが・・・
このアルバムが、後に続くLAメタル勢の繁栄の先駆け・礎(の一端)となったコトは間違いありません。
日本でも確実に「流行った」時期がありました。
学生時代、バイト先のOLのお姉さんもRATT持ってましたよ。

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