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Perfect Strangers / DEEP PURPLE
なP ★★ (2004-07-16 23:35:00)
JudasのDefenders of the Faithと共に当時ヘビーローテーションで聴いていたアルバム。80年代のキラびやかな産業的サウンドとはだいぶ違うのだが、他のメンバーもWhitesnakeを通過したりして円熟した演奏をしているのがとてもカッコいいですね。LAを中心としたHMブームのさなかベテランがしっかり力を見せ付けたというアルバム。ま、モノホンはやっぱり違うねー。みんなの大好きなRainbowを解散させてしまったわけだからこれぐらいは作ってくれなきゃ困るっつーことでメロディラインもギランの当時の能力に合っているので耳馴染みは良いでしょう。再結成パープルだけが持つ独特の間みたいなモノがとても素敵です。
Knocking at Your Back Doorはリッチーが第一期DPの頃からモノにしていた奇抜なブルーズギターを堪能出来るし。Burn辺りに通ずるジャズ+クラシカルの強烈なキメの聴けるA Gypsy's Kiss。リッチーの天才的メロディ能力の本質に迫るWasted Sunsetsの色気たっぷりのソロフレーズは一聴の価値はあるでしょう。1分45秒付近のコードチェンジ部分、曲調は違うけどバビロンの城門のソロのグッと来る展開を思い出させてくれました。Perfect Strangersのプロモのギランとリッチーの握手拒否シーンは笑えます。
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