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Perfect Strangers / DEEP PURPLE
パープル第1期生ハル ★★ (2004-12-01 18:03:00)
DP復活の記念すべきアルバム!往年のDPファンにとっては、黄金期とさえ呼ばれる第2期
のメンバーの復活はまさに夢のよう。。。内容的にもDPの持ち味、真髄が随所に散りばめられ、クオリティーの高い作品群によるアルバムだ。「PERFECT STRANGERS」はZEPのカシミールをパクッたように聞こえるとかいう空耳アワーのようなくだらん評価をする者もいるようだが、DVDで観る限りでも、イアン・ギラン、リッチー全快といったところです!私はこの曲、インディアン音楽風に聴こえるのですが。。。?(笑)でも、やはり、ギランとリッチーの組み合わせが、DP音楽の核となってきたことを証明したアルバムともいえる。やはり、他のアルバムに比べて、はっきりとギラン節、リッチー節がカチッとしまったいかにもDP、これぞパープルと言わせるグルーヴを生み出している。。。涙、涙、涙!!!しかし、どうしてこうまで、この二人は性格が会わないんだろうか?確かにギラン氏のぽっちゃりムチムチした体型はリッチー先生の揶揄するところとなったのは確かなようだけど(ロード氏言)。。。バンドをなんとか切り盛りしてきた彼の苦労もひとしおだったのでしょう。。。因みに最近「イアン・ギランを救え!」というHPを見て彼の体重と歌唱力との相関関係をグラフで検証しようとする試みに酷くショックを受けつつ、爆笑してしまいました。。。(笑)イアン・ギラン・フォー・エバー!!
追伸・・・はちべえさんの意見には賛成です。「KNOCKING AT YOUR BACK DOOR」のトーンは第2期後期の「紫の肖像」の色あせてきた時期の哀愁に満ちた曲調に近いし、曲自体も一番長いので、なおさら、エンディングにすべきだったと思います。。。
追伸2・・・産業ロックなる言葉はおよそS・Y氏などの評論家達による造語だと思いますが、そもそもビートルズといいZEPといい元はロックは一種の資本主義体制音楽産業として今日に至っている訳で、もって、その音楽性について云々するのは筋違いと考えます。芸術とお金は切っても切れない相関関係にあることは、クラッシック界であろうが、美術界であろうが、古今東西普遍ではないのではないでしょうか?重要なのは、それにどれだけ共鳴できるか、作品と自己との精神内部での邂逅であり、共鳴での昇華であると思っております。。。だから、そもそも評価という行為自体虚しいことなのだと・・・極論すれば、そういうことにもなるように思います。。。ただ、過去において、全共闘世代に見られた政治的・思想的(あるるいは個人的主張)・・・メッセージの象徴がロックだった・・フラワームーブメントのような・・・ということはとはおもいますが。。。こと純粋に音楽的側面から言うとそれも当てはまらないし、一つのフォルムがこの世に出現し、大衆に浸透する時の波動なりエネルギーとそれ以降のものとは、衝撃性・インパクトの面で自ずと差異が生ずるのは仕方のないことでしょう。。。
→同意