この曲を聴け!
Running up That Hill / Running up That Hill(single) / WITHIN TEMPTATION
おぺす ★★★ (2003-08-01 21:03:31)
ケイト・ブッシュの『Hounds of Love』(1985年発表)のカヴァー。
ケイト・ブッシュの代表曲の1つであるケルティック要素の強いこの曲がヘヴィにアレンジされ、シャロンの見事な歌唱と
相まって楽曲を劇的なものに昇華させている。結論として優れた楽曲はどんなアレンジでも良い曲には変わらないのだが、
このシンフォニックHMのアレンジは非常にホットでドラマティックだ。ただ、惜しいのはシャロンが目いっぱい熱唱するあまり、
囁くような箇所と声を張る箇所のメリハリがもう少しあっても良かったのではないかと思える点である。
ケイト・ブッシュはHM界でもミュージシャンズ・ミュージシャンといった存在でこれまでも盛んにカヴァーされているが、
NOVEMBREが同じく『Hounds~』収録の"Cloudbusting"をカヴァーしているほか、ANGRAも"嵐ヶ丘"をカヴァーしているし、
あまり知られていないところでは陰陽座も"嵐が丘"をカヴァーしている。
『Mother Earth』にハマった人は是非聴いてみて欲しい。期待を裏切らない熱演が聴けるだろうから。
→同意