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The Ivory Gate of Dreams / Still Life / FATES WARNING
ライキチ ★★★ (2007-07-09 07:48:15)
No Exitに収録されている20分弱の組曲です。こんなマニアックな曲が高音質のライブ盤で録音されているなんて、マニアにはたまらないのかもしれません。
曲構成は8つのパートで組み込まれております。8つが別々の曲で成り立っています。
Ⅰ:ガットギターから始まる序曲。哀愁漂ってます。
Ⅱ:壮大な出だしから始まる初期Fates Warning的なへヴィーメタルナンバー。初期メガデスあたりにも近いかも。
Ⅲ:ハイトーン多用のへヴィなスラッシュメタルといった感じで、イメージ的にはアンスラックスみたいな感じか。若干初期Queensrycheっぽいか。
Ⅳ:ちょっと哀愁漂うメロディックナンバーから盛り上がり、アイアンメイデン風なメタルナンバーへ。初期Queensrycheにも近い。
Ⅴ:Ⅱの雰囲気を持つへヴィーメタルナンバー。低音のモゴモゴしたリフが印象的。ギターソロも荒々しい雰囲気が出ていて良い。正統派とスラッシュの中間をいってるかな。
Ⅵ:現在にも通じる悩ましげなバラード。切なくて美しい。
Ⅶ:非常にへヴィー。へヴィーでハイトーン多用なスラッシュメタルといった感じ。キメが非常に強烈。終盤はメロディックな感じでいい感じ。
Ⅷ:Ⅰのパートの続き(ガットギター)で締める。ライブ盤ではカットされてますが。
Dream TheaterのChange Of Seasonが好きな人ならチャレンジしてみていいかもしれません。実際、Dream Theaterにもかなり影響を与えた曲だと思いますね。ラブリエが歌ったらDTじゃん?な~んて思う箇所もチラホラ。
スタジオ盤よりライブ盤の方がお勧めです。Voの説得力、ドラム、音質が勝ってる上に生々しくて非常に良いです。全体的にテンポチェンジ、変拍子が激しいので気合を入れて聴かないとつかみにくいのが欠点。
初期とこれ以降を繋ぐ架け橋ともいえる曲かな。大曲好きは必聴!隠れた名曲!

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