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I Will Come for You / The Marriage of Heaven and Hell, Part One / VIRGIN STEELE
ゴリャートキン ★★★ (2008-07-23 13:56:27)
ジリジリと刻まれるギターから始まる曲。印象的なキーボードのフレーズに導かれ憂いを発散しながら加速する。デヴィッドの歌が熱い。
中間部では転調して、アルバムのメインテーマの優しくも切ないメロディが流れ、アルバムで何度か繰り返される歌詞がここに初めて登場する。
「荒れ地の子が俺に向かって泣く…
死んだ空の下、痛みの空の下、俺たちは生まれた
生まれ、そして永遠に生きるだろう
君よ、俺は死に打ち勝つ。そして聖なる地で再会しよう」
その直後、不穏な空気につつまれながら元の流れに戻り、最後には憂いを爆発させて終わる。
冒頭のギターがやや迫力不足でリメイクして欲しいところだが、デヴィッド自身のお気に入りの曲でもある名曲だ。
主人公たちは、かつて生を謳歌していたが、「僧服ども」の十字架の流儀によって狩られ、「闇」に沈み、「終わり(死後の死?)」を待っている。
そこから主人公は復活を宣言する。
「太陽が再び登るように、風のように嵐のように俺は復活する!
お前の声に導かれ、時間の海を渡る。俺は戻り来る!」
人間は神とは違い、永遠不滅の存在ではない。それが何故再生出来るのか、どんな手段を用いたのか、という謎を含み残す。
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