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Killers / IRON MAIDEN
地獄葬戦士 ★★ (2004-03-23 02:00:00)
デニス・ストラットンが脱退し、後任にエイドリアン・スミスを迎えて制作された2nd。
1st発表前からLIVEで披露していた曲を中心に構成されているため、音楽性は前作の延長線上にあるが、DEEP PURPLE等を手がけたマーティン・バーチをプロデューサーに迎えたことで音質が格段にアップしている。
JUDASの「THE HELLION」よりもいち早くやっていた劇的なインスト曲のオープニング「THE IDES OF MARCH」、スティーヴのベース・ラインを聴いているだけでも心地よい「WRATHCHILD」、MAIDENにしてはややストレートな「MURDERS IN THE RUE MORGUE」、サビがないにも関わらず、とてつもないかっこよさの「ANOTHER LIFE」、ヘヴィなリフとツイン・ギターのハーモニーが絶妙な「GENGHIS KHAN」、イントロのトリッキーなベースが印象的な「INNOCENT EXILE」、ベース・ラインとポールのシャウトが不気味なまでの緊張感を生んでいる「KILLERS」、アコースティック・ギターの音色ががあまりにも美しいバラード「PRODIGAL SON」、抜群の疾走感を誇る「PURGATORY」、「IRON MAIDEN」にも似た構成の、ツイン・ギターで奏でるリフがかっこいい「DRIFTER」、リマスター盤は10曲目に「WRATHCHILD」と両A面シングルだった、明るいギター・リフとポールの高音がかっこいい「TWILIGHT ZONE」を収録。
アルバム全体の完成度は高いが、個々の曲の出来に関しては1stの方が好き。

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