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Slave to the Grind / SKID ROW
酒とバラの日々 ★★ (2004-02-01 14:27:00)
全米1位。奇跡の大傑作。実にヘヴィでカッコいいアルバムです。
自分としては圧倒的にデビュー作よりこちらの方が好きなんですが、まあこれは好みなので…
同じ年にリリースされたメタリカとガンズのアルバムに対抗できるヘヴィなハードロックアルバムはこれしかないんじゃないかと思います。
曲はロックもバラードもヘヴィでありながらポップ、それでセバスチャンの絶叫も含めて「激情」です。
バンドのエネルギーがビシバシ伝わってきます。時代性とは無縁のヘヴィロックアルバム。
ボン・ジョヴィの弟分としてのデビューからか、あるいはセバスチャンのアイドル性なからなのか、
80年代のパーティーロックバンドのひとつとしてこの後に来るグランジから嫌悪される存在になってしまうのですが、
これは後追いで聴いた自分からすると納得いかないですね。デビュー・アルバムはかなりポップでしたけど、
このセカンドのヘヴィさは充分90年代の音楽シーンでもリアルなものじゃないかと思うのですが…
自分の中ではグランジもUKロックもひっくるめた上で、90年代のベストアルバムのひとつです。

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