この曲を聴け! 

Piece of Mind / IRON MAIDEN
ギターの国から2002.遺言 ★★ (2004-09-25 01:48:00)
一曲目の「Where Eagles Dare」はニコのドラムから始まる激しい曲ですが、僕はあまり好きではありません。しかもよく解説には「ニコの加入によりドラムの激しさが増してタイトになった」なんてよく書いてありますが、僕はクライヴ・バーの方がもっと荒々しく、且つきちんと叩いていた気がします。でもこのワンバスに拘るニコのドラムがあったからこそ後期のドラマティック&メロウ路線が成功したと思います。
「イカルスの飛翔」はアメリカでもヒットしたという人気曲。昔ギリシャのイカロスは、蝋でかためた鳥の羽、両手に持って、飛び立った~・・・なんていう歌を小学生の時に歌いましたが、正にあの世界観です。
「邪悪の予言者」も最後まで一気に疾走するカッコいい曲。最近では若手のEDGUYがこの曲を、殆どパクリに近い形で真似した曲を作っています。メイデンの影響力は凄いんだな~と思います。
そして「明日なき戦い」はおそらくこのアルバムの中で一番有名な曲でしょう。ライヴでは必ずステージにバックドロップとして、あの破れた英国旗を持つエディーが現われます。僕はこのエディーの絵がアルバムジャケットになってもよかったんじゃないかな~なんて思いますが、どうなんでしょう。同じく英国旗を振るブルースもカッコいいですね。
最後の「惑星征服」も聴き応え十分です。
なんだかんだ言ってもいいアルバムです。
しかし『頭脳改革』というのはこれまた凄い邦題つけやがったなぁ・・・。

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