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Vulgar Display of Power / PANTERA
ワイルドライダー ★★ (2008-05-14 10:54:00)
"VULGAR DISPLAY OF POWER"、『俗悪』アルバム。
このアルバムについて何と表現したら、あるいは何を語ったらいいのだろう。
もうのっけから違っていました。B!誌の92年4月号だったか5月号だったか。載っているインタヴュー記事、アルバムレヴューの文を読んで、“これは何か凄い"“これは今までのアルバムとは何か違う"という風に感じていました。
ヘヴィメタル・マニアや音楽マニアというのは直感や嗅覚で分かってしまうのかもしれません。臭いでわかるというような。何枚もヘヴィメタルのアルバムを聴いていると眼力がつくというような。
そして発売日に予約して、買って聴いたんですが........。
正にこれが今、自分が欲している音楽だ。という感じでした。
今から16年前なんで今の若い子達には想像がつかないところもあるかもしれませんが。92年、あの当時、若者でヘヴィメタルが好きな人間なら、“これが、今の音だ"、“これがみんなが欲している音だ"というくらいの意識はあったのではないかと思えます。
誰かが言っていました。『92年、俺たちにはPANTERAがいた』と。
高3の92年、大学受験浪人の93年、PANTERAが家に帰ってからの時間のある割合を占めていました。
正に青春のアルバム、青春の銀盤です。
→同意