この曲を聴け! 

Stand in Line / IMPELLITTERI
鉄鉢 ★★ (2005-07-14 10:00:00)
「イングウェイ(のスタイル)の模倣」と言ってしまえば身も蓋もありませんが。
最速ギタリスト、クリス・インペリテリ。
・・・でもこの人のデビューEP、何やら物凄い野心みたいなモノが確かに感じられました。
そして初のフルレンス・アルバムがコレ。グラハムをヴォーカルに持ってくるあたり「流石」と言うか「やっぱり」と言うか。
この確信犯的開き直りは呆れるより、むしろ微笑ましいです。
実際このアルバムの出来は、グラハム抜擢による効果が著しいと言えるでしょう。
若気の至りというか、随所にギターの「弾き過ぎ」感(まぁコレが売りなんですが)があるのですが(例えば「Since You've Been Gone」)、それでも歌の旨さが曲を「ちゃんと」聴かせるレベルに保ってる。
弦と声、2つの強烈な個性のコラボレーション。狙ってやったなら、やっぱりスゴイし効果絶大。
それに「Stand In Line」とか「Secret Lover」とか、しっかり佳曲もあります。
何気に様式美系 or ALCATRAZZチックなのがまたニクイ。
この頃のスタイルも魅力的。 ・・・コレもクリスの代表作。

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