この曲を聴け! 

Tribute / OZZY OSBOURNE
お爺のズボン ★★ (2007-10-01 16:20:00)
最近、ルディ・サーゾの著書、「オフ・ザ・レイルズ」を読んでいます。まだ、
途中です。ここで、お詫びする事があります。私は以前このライブを「ロング・
ビーチ・アリーナ」と書きましたが、本の中で「モントリオール」のショウだと
記述されています。ただ、この日のライブ・レコーディング音源を、オジーが
気に入っていないとも書いてあります。ルディも気に入っていないような書き方
です。従って、いずれにせよ、このライブ音源がそのままリリースされたわけで
はなさそうです。
ランディはそれほど悪くないと思っていたようです。きっとランディはどのライブ
でも、全力を尽くしていたんでしょうね。この本からも、それが伝わって来ます。
ランディの頑張りにもかかわらず、ツアーの最初はあまり人は入らなかったようで
す。ルディの文章からは、その時のランディの歯がゆさが痛いほど伝わってきます。
いずれ、ヘビー・メタルの時代が幕を開け、ランディは自分が望んでいるものを手に
する事の出来る階段を確実に登っていたのでした。そんな様子が、本を読みながら
「Tribute」を聴くとひしひしと感じられます。
コレクターズ・アイテムによっては、そのツアー前半のクリーブランドの音源が
この「Tribute」の原形で、それに出来の良い各地の公演を上からかぶせたとある
のですが(例えばttp://www.diskheaven.com/dh/new/n070325.html)、ジャケット
の写真もいい加減だし、やっぱりルディの記述が正しいんでしょうね。私の感じ
では、ボーカルはロング・ビーチ・アリーナを使っているように思います。
まあ、もう当事者の手を離れていて、ルディも正確な事は分からないのかもしれま
せん。「オフ・ザ・レイルズ」、とても感動の連続です。今まで、コレクターズ・
アイテムでしか知らなかったオジー・バンドの足跡が、まるで映画を観ているよう
に目に浮かびます。よくぞここまで記録をとっておいて、しかもそれを発表して
くれました。言いたい事はたくさんあるんだけれど、それはまたの機会に。ひとつ
言えるのは、読む速度がどんどん遅くなっていると言うこと。そう、あの日、あの
場面が確実に近づいているからです。あの悲しみをもう一回体験するなんて、
日本のファンはクワイエット・ライオットを日本発の大スターに出来ると信じていた。
そう、クイーンやチープ・トリックのように。私は、クイーンやチープ・トリック
は後追いだったので、クワイエット・ライオットでそれが体現できるわくわくして
いた。でも彼らは来日せず、それは叶わなかった。その後、ランディはオジーのバンド
に入り、もう少しで来日するところだった...。
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