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HMのベースの音の作り方
クロノ (2003-03-05 01:30:00)
こんにちは♪ メタル好きで、ベースもやっているクロノです。
メタルをベースでコピーするときは「硬い音」がいいと思います。それは、僕がIRON MAIDENのスティーブ・ハリスが好きなのもありますが、メタルの曲というのは、ギターリフが厚く、コードの刻みも速いため、ベースの低音がうもれがちになるためです。「柔らかい音」だと、メタルの硬派なイメージには合わないだけでなく、バンド全体のサウンドにも"しまり"がなくなると思います。
その硬い音を出すには、ピッキングの面では、指でなくピックで弦のブリッジ側で行い、アンプやエフェクター面では、アンプに「GAIN」がついている場合はそれを大きめにします。ピックアップは、ブリッジ側の方のボリュームを上げます。ピックアップによっては高、中、低域のバランスが悪いものもあるため、アンプのイコライザー(BASS,MIDDLE,TREBLE)によって、弱い音域を調節します。また、弦も古くなると、弦はコイルになっているため、だんだんと緩んできます。だから、アンプなしで音を出した時に柔らかいと感じた時は新しい弦に替えてみて下さい。 おそらくこれで硬い音が出ると思います。 (僕もまだ経験不足なので、これ以上詳しい事は言えません。(^^;)
そして、ただでさえ地味で、目立たないというイメージがあるベースを目立たせるには、どうするかというと、それはボーリュームを大きくあげれば良いというわけでありません。僕の場合はバンドの練習の時、ボーリュームはギターより若干大きめにします。 それ以外は、曲によって、ベースのフレースがあるときはピッキングを丁寧にし少し強めに弾きます。そして"グルーブ"を出します。メタルの感想でよく「べースがうねっている」というのを見た事があると思います。その"うねり"が"グルーブ"であると僕は解釈しています。 つまり例をあげると、IRON MAIDENでは、シンプルなベースリフに、独特なガチガチした音が特徴的で、DEEP PURPLE第2期ではロジャー・グローバーの音の強弱によって、また日本のバンドラルクアンシエルのTetsuのベースラインはほとんどがフレーズで、大胆なスライドを多用しています。 つまり、彼らのベースは曲全体をひっぱり、リードしています。このリードする事こそが「うねり」であり「グルーブ」だと僕は思います。それを表現するには硬い音を多用する方が僕は好きです。
長くなってすみません。ベースについて語る機会があまりないもので、つい語りすぎてしいました。
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