この曲を聴け! 

お薦めのメロディアスハード
(2005-09-13 02:22:00)
>ごまさん
しつこいついでにもうちょっと。
Vital Signsについては、Jim Peterikはこのように言っています。
「製作中にはそんなふう(=ポップな音)を意図したつもりは全くない。Jimi Jamisonのヴォーカルを想定して(いつものように)曲作りをしたら、自然とああいう作品になった。」
彼のお気に入りの作品はアルバムだと(やはり)Vital Signs、初期だとPremonition、あと、Too Hot To Sleepは渾身の出来だと思っていたのにレコード会社が当時プロモーションを行える状態でなかった、などの要因から全く売れなかったのが相当ショックだった、とのこと。
そのことがSURVIVORの活動を停滞させ、
→Jimi Jamisonのソロ・アルバム製作(その前にはRitchie BlackmoreからのDEEP PURPLE加入要請→所属レコード会社が許さず実現せず……なんてこともあったようですね)
→Peterik & Sullivanがそれを良く思わず……そのまま解散状態
(FOREIGNERにおけるMick Jones・Lou Grammの対立もほぼ同内容、同時期でしたね)
→92年に再活動を試みるも、参加を承諾していたJimi Jamisonが離脱
→Dave Bicklerとの新曲2曲を含むGreatest Hitsを発表、ツアー活動再開
→「他メンバーのBlues志向が嫌になり」Jim Peterikが脱退
(→メロディアス・ロックのオールスター・バンド/プロジェクトJim Peterik & WORLD STAGE、SURVIVORに代わるメロディアス・ロックの本命グループPRIDE OF LIONSなどを始動)
<その間、Jimi JamisonがJimi Jamison's SURVIVOR名義を(勝手に)名乗り、アルバムEmpiresを発表(出来は素晴らしかったが……)>
→Jimi JamisonがFrankie Sullivanと和解、再びDave Bicklerに代わりSURVIVORに復帰、精力的なツアーを続ける……
……というのが現在までの流れでした。
脱線しかかりましたが、Jim Peterikは思い入れのある曲として、
「Too Hot To Sleep」からはDesperate Dreams, Didn't Know It Was Loveを、
(やはり)The Search Is Over「Vital Signs」、
Light Of A Thousand Smiles「Premonition」、
Nothing Can Shake Me(From Your Love)「Survivor」
……こんなところを挙げていました。
PRIDE OF LIONSでのBURRN!によるインタヴューでも、「ライヴでLight Of A Thousand Smilesなんかも演奏したい」なんて言っていましたね。
確かにどのアルバムもいい曲が(ヒット曲とは関係なく)たくさん入っているからな。僕にとっては全てのアルバムが「スタンダード」なのです。なにせ、僕の“初めて買ったアルバム"は(後追いながら)Vital Signsですから。本当に、彼らには感謝しきり、です。おかげでメロディアス・ロックという素晴らしい音楽の数々に出会えました……。
……というわけで、ついつい色々と書き込みたくなってしまうのです。
皆さん、どうかご勘弁を。
ま、これがきっかけでSURVIVORに興味を持ってくれる人がいたら嬉しいです。
→同意