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Marty Friedmanの日本語・・・
まーしゃる (2007-05-06 19:11:00)
個人的な印象ですが、マーティの使う日本語が印象に残る(というか「引っ掛かる」)のは、今では
珍しくなった日本語を彼が使うから、というよりもむしろ、彼の使う日本語が実際現代の日本人が使う
コロケーションや意味、その使われるべき状況等からほんのわずかにズレていることがあるからだと思います。
昨日の番組を例に取りますと、「解決の○○がない」等のフレーズで使われたのであれば、ほとんどの日本人は
(ボキャブラリーが極小の人は知りませんが)「糸口」という言葉もごく一般的な表現として意識にとめることも
なかったでしょうし、彼が昨日使っていた「ひよる」という言葉は、あの文脈では少し意味的にズレている気が
しました。
彼の使うフレーズ自体が珍しいのではなく、「うーむ、そういうケースでそういう言葉、使ってたっけ…」
という微妙なズレからくる「珍し感覚」により、印象に「引っ掛かる」のではないでしょうか。
まぁ、そうは言っても、覚えたフレーズを臆することなくあのようにバンバン使うからこそ、あんなに
日本語が上達したのでしょうし、細かいことばかりが気になって中々英語が上達できない私たち日本人
は彼から学ぶことも多いかもしれませんね。
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