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Live! / RACER X
Scary-K ★★ (2002-11-06 00:57:00)
このアルバムは、私にとって「MR.BIGから遡って出会った」RACER X初体験のアルバムなので、思い入れが深いです。
このアルバム、今にして思えば明らかに修正してある唄や演奏、不自然に追加された歓声など、どこまでライヴなのか怪しいもんですが(特に「SCIT SCAT WAH」なんてスタジオ録音に歓声足しただけなんじゃないの?と思えるほど音像が「浮いて」いる)、それを吹き飛ばすだけの鬼気迫るインタープレイは、今でも十分な興奮を与えてくれます。
やはりポールのプレイはこの頃が一番熱い。光速フルピッキング・タッピング・スウィープ・スキッピングといった当時のオイシいギタープレイがこれでもか!と言わんばかりに連発される展開は、文句無くギターキッズ必聴。
また、ポールとの光速ツインリードをこなしつつ、ソロタイムではペンタトニックのレイ・ヴォーン風フレーズをキメたりもするブルースの存在が際立っている。ブルースという相方がいるおかげで、ポールのテンションもものすごい。
このアルバムを聴くと、やっぱりRACER XはツインGでなくっちゃ、と思ってしまいます。
ブルースの復活を願う!
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