この曲を聴け! 

Europe / EUROPE
せーら ★★ (2004-03-21 11:00:00)
83年発表の1stアルバムにして、北欧メタルの歴史的名盤。「幻想交響詩」という邦題も、美しいジャケットアートも最高。
冷たい空気、凍てつく大地、深く静かな森、そういうものを連想させる所謂『北欧メタル』を確立した凄い作品なのです。透明感のある叙情性豊かなメロディー...最高。
83年と言えば、もう一方の北欧の巨頭・SILVER MOUNTAINの1stが発表された年でもあります。未洗練な部分は多いが、それを補って余りある傑作、というのが両作品の共通点でしょう。そう、いくら「PARADISE BAY」のイントロがダサかろうが、「IN THE FUTURE TO COME」の終わり方が唐突過ぎようが、全体的にイモ臭かろうが、本作はそんなこと些細に思えるほどの傑作なのだ!とわたしは思います。
超有名な「SEVEN DOORS HOTEL」を始め、名曲尽くしですが、個人的には「IN THE FUTURE TO COME」が凄くお気に入り。一時期目覚ましソングに使用していたため、これを聴くと反射的に朝を想像してしまう...(ホントどうでも良いけど)。
北欧メタルなら、これ聴かなきゃ話しにならん的作品。聴いてね。

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