この曲を聴け! 

Women and Children First / VAN HALEN
ROPS ★★ (2003-10-05 02:53:00)
このアルバムは全体に統一感があって、硬質でルーズな感じがサイコ~!
「And The Cradle Will Rock...」はバッキングも勿論だけど、緩やかな滑り出しから
搾り出すように締めくくるエディーのソロがかなり渋いっ!
「Everybody Wants Some!!」はイントロの混沌とした雰囲気から一転、ザクザクしたリフが
気持ち良いし、「FOOLS」のデイブの掛け合いから一気に駆け上る乾ききったギターサウンドも卒倒確実!
「Romeo Drlight」のタッピングハーモニクスで始まるイントロも凄いユニーク。
途中に入るフィンガーピッキングでの抑えたプレイ・キメ所満載な構成でライブの定番でした。
「LOSS OF CONTROL」はオーソドックスなロックンロールのリフでもエディーが演ると
こうなる、っていう見本みたいな曲。メンバーの息も完璧にあっていて、ジェットコースターに
乗っているようなスリリングな曲です。
「TAKE YOUR WHISKEY HOME」ではエディーの呼吸を感じるような
パーカッシブなアコースティックギターが冴えまくり!
「Could This Be Magic?」でのエディーのスライド、デイブのリズムギターのコンビネーションも聴き物。
最後の「In A Simple Rhyme」はデビュー前から演奏されていた彼等お気に入りの曲。
爽やかで爽快感のある曲ですが終わり方が意味深(笑)
前作は準備期間が無く、曲の完成度も急ごしらえな感じが否めないですが、
このアルバムは十分準備期間を取ってかなり意気込みを感じます。
当時のインタビューなんか見ると面白いですよ~
好みが分かれる作品かも。
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