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Resurrection / HALFORD
メタラァ ★★ (2004-09-15 11:18:00)
ところどころテンポの余り良くない曲が続いたりしてダレると言えなくもないが、まさに『復活』の1枚。
1曲目を聴くと、やっぱ「PAINKILLER」ってロブの中で重要な位置を占めてるんだなぁと思わざるを得ない。だって、表現悪いかも知んないけど「プリーストの音楽性に回帰する」ならやっぱ「THE HELLION~ELECTRIC EYE」でアルバム始めるでしょ、普通?ロイ・Zのお陰かな?まぁ、「PAINKILLER」系でも「THE HELLION~ELECTRIC EYE」系でも素晴らしいオープニングになってたことは変わらないね!
個人的には日本盤ボーナスとしないで、「SAD WINGS」はアルバムの"疾走曲なしの辺り"にブチ込んで、「HELL'S LAST SURVIVOR」はそのままラストを飾るのがベストだと思うんだけど。いや、本編だけで14曲じゃ多いからどっか削って…、っていうのはダメ?まぁ、スローな曲でもメロディが良かったりするのもあるけど。
ブルース・ディッキンソンのゲスト参加もこの"復活劇"を祝福するようで感動的。
ロブ・ハルフォードのメタル界へRESURRECTIONであり、即ちそれはあのカリスマ・ヴォイスのメタル界へのRESURRECTIONである。
2nd発売時の日本公演(2月15日、渋谷公会堂)に行った。確かにキツそうな部分はあった。モニターで歌詞見てるよ、みたいにも思えた。しかし、そこにいたのは紛れも無い、後追いの俺にとってはまさに"伝説"でしかなかった男がそこに立ち「PAINKILLER」を、「ERECTRIC EYE」を、そして「RESURRECTION」を歌っていた。彼の発するオーラに全身が振るえ、涙が出た。
メタルを聴いていて幸せだと思った。
徹頭徹尾メタル!ロブ・ハルフォードの復活、そしてそれに見合った内容。様々な意味を含め、これは名盤であると言いたい。
…という"所詮は後追い"メタラァの意見でした。
とにかく、格好良いアルバムだ!

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