この曲を聴け! 

Toys in the Attic / AEROSMITH
ギターの国から2002.遺言 ★★ (2004-09-04 08:12:00)
「おい、洗濯係!。これ柔軟剤使ったのか?」
「いや!、使ってませんよ。」
「そうか、よし!。絶対使うなよ!!!。」
って言うぐらいこのアルバムの音像はパリパリに乾いている。一点のサラフワ感もない。
しわが寄っているからと言って、アイロン掛けなんぞもっての他!。それを着こなしてこそロックなのである。
ただただカッコいいロックが全編に亘って繰り広げられる初期の傑作。このざらつき感、ハチャメチャ感、無鉄砲さ加減。現在まで延々と保たれて来たエアロの、音楽の源がここにはある。
こんなにイカしたロックは今の音楽シーンではなかなか聴かれなくなった。ロック魂を踏み絵に掛けるならば、迷わず僕はこれをヘナチョコよろよろロッカーの足元に置くだろう。
首尾一徹、ボストンの血気盛んな若者が作り出したロックの経典。
ただし、終曲「僕を泣かせないで」のみ、キャップ半分柔軟剤入り!!!。

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