この曲を聴け! 

Concerto Suite for electric guitar and orchestra in E-flat minor, Op. 1 / YNGWIE MALMSTEEN
粗茶ですが ★★ (2004-03-15 21:27:00)
98年リリース。オケとの共演作。タイトル長すぎ。
チェコ・フィルをバックに、イングヴェイがストラトキャスターで弾きまくっている。指揮はYoel Levi。
帯に「スーパー・ギタリスト、イングヴェイが遂に完成した、勇壮華麗なギターコンチェルト」とあるが、これは彼のみならず彼を応援してきたファンの夢でもあったのだろう。
イングヴェイ自身がスウィープ奏法を「ヴァイオリンの奏法からヒントを得た」と言っているくらい、クラシックに造詣が深いことはファンである諸兄ならばご存知だろう。
この作品においてのフレージングは、ヴァイオリニストのそれに近いものがあって、エレキ・ギターの音に対して抵抗がなければ、純然たるクラシック・リスナーでも十二分に聴ける作品だと私も思う。
曲については、過去の曲からソロ箇所やメロディを抜粋していたり、1曲めのIcarus Dream Fanfareに関しては「RISING FORCE」収録のIcarus' Dream Suite Opus.4の再現ともいえるべきものであって、素晴らしい内容になってます。
ファンならば、買い。ぜひ、続編をのぞみたいですね。
Icarus Dream Fanfare、Cavalino Rampante、Vivaceが特に好きです。
最初に聴いたときにあまりに感激してしまったので、スコア買っちゃいました。

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