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GUNS N' ROSES
ブラウンストーン ★★ (2002-09-21 18:22:00)


サマーソニックは気になっていたけれど観にいかなかった。いやそれどころか僕はガンズ・アンド・ローゼスのライブを一度も観たことがないのだ。僕が音楽に目覚めたときはすでにスティーブン・アドラーは解雇されていたと思うし、HMに興味を持ち始めたときはすでに沈黙の状態にあったからだ。つまり僕にとってのガンズ・アンド・ローゼスは絶大な影響を受けつつも言い方によっては過去ではなく過去完了のバンドなのである(私事で失礼)。もちろん僕は今のガンズ・アンド・ローゼスもアクセル・ローズも大ファンである。ただヒトによっては彼らを永遠に1987に閉じ込めようとする。僕もどちらかというとそうであろう。GUNS N'ROSES = APPETITE FOR DESTRUCTIONの考え方だ。あの時点で5人の個性はすでに爆発していたものの、音楽的なバンドの中心人物は紛れもなくスラッシュだった。彼はソロでも狭義のR&Rアルバムを制作しているがヴォーカルの違いがこんなにも異なるアルバムにしてしまうのかと思う。僕も狭義のR&Rを推進するが、「アペタイト~」に限ってはアクセルの貢献性/インパクトが強い(5人のバランスの問題ではない)。
アクセルが精神分裂症であったことは有名。その暴走に誰の手にもおえなくなりメンバーは次々と去っていったことは周知の事実。だがそれでもファンもメンバーだってアクセルに心底魅了されているのも確かなのだ。結局ガンズ・アンド・ローゼスはアクセルについていった。僕はR&Rをいちばん知らないかもしれない。狭義のR&Rで言えば本来ならばシンプルでストレートであることが支持されるはず(これはアペタイトも同様)だが、
今のガンズ/アクセルのような未知で危険なバンドがあってもいいはずだ。
いつだって僕はガンズ・アンド・ローゼスに酔っているんだ。

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