この曲を聴け! 

2004年期待のアルバム
ドクトル・メタル (2004-06-20 11:16:00)
まもなく出ちゃいますが、個人的にいろんな意味でTENの新譜とそれに対するファンの反応に期待してます。
TENにはオリジナリティがない、TENはパクってる…いつの間にかそんな定説(?)らしきものができてしまっています。
確かに聴いててある種のパターンみたいなものはあると思いますが、そんなみんな誰も彼も言うほどかな?って個人的には思います。
冷静に振り返ると(冷静に振り返るな!)、おそらく、
・デビューしたころの楽曲のイメージが鮮烈だった(細かいことを言うとあのころの楽曲もある意味温故知新なスタイルだったが)。
・その後、キラーソングと呼べる楽曲がチラホラとはあったものの、期待ほどではなかった(キラーソングがあれば色んな雑音をねじ伏せることもできたが)。
・しかも、彼らはコンスタントに作品を発表してくれるから、そのあたりが余計目立ってしまった。
・B!誌上での"煽り"が、そういった流れに拍車をかけてしまった。
…などなど、様々なファクターが重なってしまったように思います。
僕はかれこれメタル歴16年、それなりのジャンル・作品の数は聴いてきたと思いますが、TENの音楽には十分魅力を感じています。
「robe」にも一曲キラーバラードがあったように思いますし、「spellbound」には疾走系の佳曲がありました。「babyron(この頃から特に状況が変わったような…」をとってみても、後半の数曲の流れは、なかなかのものです。前作の「far beyond the world」は全体的に穴がない上に'strange world'という隠れた名曲があったりします。
…今のようなTENをとりまく状況は続くのか?それとも、断ち切られるのか?今、結構興味があります。
PS:別に僕はTENはオリジナリティ・バリバリ!と言ってる分けではありませんので、悪しからず。

→同意