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NO WAR
HIGASHI (2003-04-13 01:02:00)
今回のイラク攻撃について僕なりにある程度まとめてみると、
・勝てば官軍では絶対にない!
アメリカ系のメディアを視聴していると、やはり米英の判断は正しかった、イラク国民は解放された、との論調に終始しているが、何を勘違いしているんだろうと感じる。
そもそもの大義名分は大量破壊兵器の廃棄をするためにフセイン政権を倒すはずだったのに肝心要の大量破壊兵器は一体何処にあったのだろう?
強引に家宅捜索しておいてなにもでなかったのに、家主をやっつけたからいいや、ですか?
だったらそんなこと強引にする必要はなかったんじゃないでしょうか。
・危険なアメリカのメディア
何事も勝てば嬉しいのはわかりますが、バクダットが陥落した時のABCの放送を観た時ビックリした。
「やあ、司令官お疲れさま、ってか今回は物足りなかったんじゃないの(笑)ついでにシリアもイランもやっつけてきたら?爆弾を使い切っちゃいなよ(笑)」
まあ昔日本も日清、日露戦争に勝利しすっかり力を過信して暴走してしまった訳ですが、今のアメリカはその時に一種近いものがあるんじゃないかと悪寒が走ります。
・新たな仮想敵国の創出
当然の如くフセインはロシアに逃げただの北朝鮮の金は中国を極秘訪問してただの要するに黒幕は旧東側、共産圏だとでも言いたげな報道がここ最近目に付く。子分を叩いてもダメだから、いっそのこと親玉を引っ張り出そう、という魂胆がみえみえです。
勘弁してくださいよ、北朝鮮、中国、ロシアを相手にケンカなんか売られたんじゃ日本と韓国は最前線じゃないですか!朝鮮半島の休戦状態をぶち破るのは北朝鮮側ではなくこちら側にでもするつもりなのでしょうか?
このままほっておいたらネオコンこそナチになるんじゃないか、と危惧します。
明治時代、日本は「脱亜入欧」をスローガンに富国強兵に努めましたが、21世紀は「脱米入亜」をスローガンに平和的な「大東亜共栄圏(東アジアの人達が共に栄える経済圏)」を構築したいものです。
同じ単語でも生きている時代の人の努力で素敵な意味に変えられると僕は思います。
今一度日本がどこにあるか世界地図をみたらいいんじゃないでしょうか。
誰もが戦争はイヤだけど、平和を保ち続けるのはそれ以上に忍耐と努力が必要だ。今度こそアメリカをちゃんと止めないと不幸な歴史はまた繰り返されるかもよ。
僕はのどかにいつまでもヘヴィメタル聴きたいからね、それを脅かす存在には声を上げていくよ、ずっとね。

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