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NO WAR
KUZU (2003-04-17 01:55:00)
集団的自衛権は、僕は否定しません。最悪の場合、自分の身を守る、自分の家族を侵略から守るのであれば、その敵に対し、銃を構えるのは厭わないです。
ただ、上で他の方が仰るように、問題なのは「自衛権の拡大解釈または暴走」で、時にそれは近隣諸国を不必要に刺激し、時に某国のように地球の裏の国まで「侵略」する事に繋がるケースがある事と思います。有事法案または先制攻撃を容認する法案を、今、これ幸いと、ろくな議論も無しに一気に可決してしまうと、あとでかなり危険な種になろうと思います。過去の日本が辿った、あの統制と緊張の時代が繰り返される事を、危惧します。
現実を直視し、解析するのに、やはり過去の歴史経緯を再認識せざるを得ないと思われます。現在の問題が過去の事実に基づくことを認識し、根本的歴史的問題点を直視し、平和的解決の方法論を、外交から模索することこそ、我々の生きる道と思います。テロ撲滅もそう、力では絶対解決できないのです。現実のみを見て、力の平衡こそ妥当との意見には、賛同しかねます。
イラク全土で、とりあえず大規模な戦闘が終結したのは、少し良かったと思います。問題はこれから。イラクの民に、国連(軍)監視下で、一日も早く統制が戻ることを祈りたいです。米英軍はとにかく最大の大儀(大量破壊兵器の発見と廃棄)を全うしなければならないでしょう。また、イラクが米英の傀儡にならないこと、石油資源の利権を米英に奪われないことを、祈りたいです。
正しいと思った意見は、例え一時それが無視されたとしても、声をあげ続け、賛同者を増やすことが大事と思います。過去に、声をあげ続けた結果、時代や世論が正しい方向に動いたいくつもの事例が、その有効性を雄弁に語っていると思います。

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